フランス代表のディディエ・デシャン監督は、オリビエ・ジルーが欧州選手権に到着したコンディションに満足していないようだという。 フランスはドイツで開催されるこの大会に向け、ブックメーカーでは優勝候補の一角に挙げられていたが、グループDではオーストリアを破ったものの、オランダとポーランドに引き分けただけで、オーストリアに次ぐ2位に終わった。 L'Equipe』によれば、デシャンはチーム内の選手に対する不満が表に出始めており、今のところベンチ外のジルーの「献身性とフィットネスに内心疑問を抱いている」という。 レ・ブルーのヘッドコーチは、このベテランストライカーがユーロ2024でフランス代表として大活躍するために必要なフィットネスやコミットメントを持っているかどうかを疑問視しているようだが、ジルー自身はキリアン・ムバッペが出場できなかったオランダ戦で先発しなかったことに満足していないようだ。 フランスがデュッセルドルフで行われるベルギーとのベスト16に向けて、37歳のジルーは「さらなるフィットネスに取り組んでいる」と報じている。 ムバッペがマスクをかぶり、プレーできるようになった今、ジルーが先発出場を果たすのは難しいかもしれない。最近のインタビューで、ジルーは「肉体的にも精神的にも疲労を感じている」ことを認めており、それがLAFCに移籍した理由でもあるようだ。